ここではETCシステムが生まれた背景について見ていきましょう。

日本では、有料道路に利用者が増加し、渋滞の問題が深刻になっていました。

道路の拡張・新設の対策にも限界があり、渋滞が最も多く発生していた料金所の流れをスムーズにする目的で採用されたのがETCです。

ETCはすでに欧米では導入されており、その効果が実際に検証されていたことも大きいでしょう。

実施に欧米で出ていたETCのメリットは、「料金所の通過時間を短縮し渋滞を減らす」、「料金所で係員と会話をしたり支払いの手間をなくす」「料金所で一時停止することで発生する排気ガスなどを減らす」というものでした。

日本での普及に貢献したのは、ETC利用車が受けられる割引制度です。これにより、現在はETC利用率は9割を超え、料金所での渋滞は大幅に改善されました。